子供の好き嫌いって気になりますよね。

私も娘が野菜を食べてくれなくなったときは悩みました。

苦かったり酸っぱかったりする野菜が苦手な子供は多いもの。

でも栄養面も心配だし、何でも食べられる大人になって欲しいですよね。

娘が野菜を嫌がるようになったのは一歳を過ぎて自我が発達し始めた頃です。

それまではすりつぶした野菜をお粥に混ぜたら食べてくれていたのですが、段々と気分によって食べない日が増え、とうとう野菜が入っていると分かると口を開けてくれなくなりました。

もともと頑固な娘は嫌だと思うと絶対に応じてくれません。

「あーん」してと言っても口を開けてくれないと無理やりにでもこじ開け野菜を突っ込みたくなりました。

せっかく細かく刻んでトロトロになるまで煮た野菜を「イヤ!」とテーブルから落とされぶちまけられると本当にイライラしました。

おそらくこの頃の私は野菜を食べさせなきゃという思いが強すぎてノイローゼ気味だったんだと思います。

悩んだ私は普段から定期的に通っていた子育て支援センターのスタッフに相談しました。

すると返ってきたのは意外な答えでした。

「お母さんはきっと食べさせようと思いすぎて鬼のような形相になってると思うの。

食事の基本は楽しく食べられることよ。

まずは楽しい雰囲気作りをしなくちゃ。

食べられない野菜があったって死にはしないわよ!」とアドバイスされたのです。

私はてっきり好き嫌いは良くないから工夫して何とか食べさせなくちゃと言われると思っていました。

肩の荷がおりた私は無理やり野菜を食べさせようとすることを辞めました。

それまではお腹が空いているうちに何とか食べさせようと思い、野菜から口に運んでいました。

でも野菜は食べてもらえればラッキーぐらいな気持ちになった私は好物のおかゆやお肉から娘が指をさす順に与えるようになったのです。

すると娘はご機嫌に食事をするようになりました。

そして気分が乗れば野菜も口に入れてくれるようになったのです。

それまで頑なに野菜の時は口を開けず癇癪を起こしていたのは食べたい順が違ったからかもしれません。

そして少しでも野菜を口にできた時は大げさに褒めるようにしました。

「すごい、すごい。お母さん嬉しい!」と伝え、いっぱいギューもしてあげました。

一回口にするとその食材に対する恐怖心は消えるみたいでたくさん食べるものも出てきました。

このようにゆっくりと時間をかけてですが、食べられる野菜の種類が増えてきて、現在5歳の娘はナス、かぼちゃ、ねぎ以外は食べられるようになりました。

今でも私のスタンスは変わらず嫌いなものは一口でも口に入れられたらよしとしています。

色々な食の経験を積むことで人間は毒があることを連想させる苦味や酸味を美味しいと感じるようになるそうです。

きっと嫌いな食材も食卓に出し続けていれば大人になる頃には食べられるようになるでしょう。